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JRSの安全通信~15~

皆さんこんにちは

株式会社JRSの更新担当の中西です。

 

~制度化と拡大~

 

警備が民間サービスとして広がるほど、社会は「質」と「責任」を求めるようになります。
誰でも“警備っぽいこと”ができる状態では、トラブルや不信を生みます。
そこで警備は、制度の中で整理され、教育・資格・業務区分などが整備されていきます。⚖️
この制度化は、警備業を“社会インフラ”として定着させる大きな転機となりました。

1. 「守る仕事」を社会が認めた瞬間🛡️

施設の増加、都市の混雑、物流の拡大。
社会の活動量が増えるほど、警備が担う領域も広がります。
そして事故や事件が社会問題化するたびに、「日常的に安全を支える人材」の必要性が再確認されます。
警備は、緊急時のヒーローではなく、平時の安定を支える存在として重要視されていきます。🌿

2. 業務の多様化――現場で求められる役割が増えた🧩

警備は一枚岩ではありません。
施設警備、交通誘導、雑踏(イベント)警備、貴重品の運搬、機械警備。
社会が複雑化すると、安全の課題は場所ごとに変わります。
たとえば交通誘導は、工事現場や道路工事が増えるほど重要になります。🚧
車と歩行者の動線を安全に分け、事故を防ぎ、地域の生活への影響を最小化する。
ここでは、現場判断と周囲への配慮が問われます。
またイベント警備では、群衆の流れを読み、詰まりを解消し、転倒や将棋倒しを防ぐ。🧍‍♂️🧍‍♀️
「整列させる」ことが目的ではなく、「危険を作らない」ことが目的です。
この“目的の理解”が、警備の専門性を押し上げました。

3. 警備は「人の心理」と向き合う仕事へ🧠

警備の現場では、問題が起きる前に兆候が現れます。
落ち着きのない動き、焦り、苛立ち、混雑への不満、酒気帯びの行動。
これらを察知し、声掛けや誘導で状況を改善するのは、単なる監視ではできません。🗣️
言葉の選び方、距離感、相手の尊厳を守る態度。
警備が制度化される背景には、こうした対人技術の重要性が増したこともあります。
「強い人が立っていればいい」ではなく、「安全な雰囲気を作れる人が必要」へ。
ここに警備の役割の変化が現れています。✨

4. 大規模施設と複合施設が警備を変えた🏬

商業施設、オフィスビル、駅前再開発、複合マンション。
人の出入りが多く、用途が混在し、時間帯で性質が変わる空間が増えると、警備は“運用設計”の仕事になります。📐
どこに立つか、どこを巡回するか、どの時間帯に注意すべきか。
設備担当や管理会社、店舗テナントとの連携も重要になります。🤝
警備員は単なる外部スタッフではなく、施設運営を構成する一要素として組み込まれていきます。

5. 制度は「品質」を守るためにある✅

制度化の意義は、警備業の価値を縛ることではなく、守ることにあります。
教育、業務区分、責任範囲、遵守すべきルールがあるからこそ、社会は安心して警備を任せられる。
警備は信頼が資本の仕事です。
そして信頼を支えるのが、制度と現場の積み重ねです。📚