皆さんこんにちは
株式会社JRSの更新担当の中西です。
警備業では、人材の育成がとても大切です。
道路工事や施設、イベントなど、警備が必要とされる場所はさまざまであり、それぞれの現場に応じた判断力や対応力が求められます。
新人が入社したからといって、最初からすべてを理解して行動できるわけではありません。
現場のルールや誘導方法、声掛け、報告の仕方など、実際の仕事を経験しながら少しずつ覚えていきます。✅
そんな中で、新人がぐんぐん成長する職場もあれば、なかなか仕事に慣れることができず辞めてしまう職場もあります。
その違いには、教える側の関わり方や現場の雰囲気が大きく影響しています。
警備員として初めて現場に立つ新人は、想像以上に緊張しています。
目の前を車が通ったり、多くの人から見られたりする中で、自分がどのタイミングで誘導すれば良いのか、不安に感じることもあります。
先輩にとって当たり前の動きでも、新人にとっては初めてのことばかりです。
そのため、最初から「自分で考えて動いて」と求めるだけではなく、基本的な部分を一つずつ伝えることが大切です。
まずは安全な立ち位置を覚える。
次に、周囲を見るポイントを覚える。
その後、誘導や案内を経験する。
このように段階的に覚えていくことで、少しずつ自信がついていきます。✅
新人が成長するためには、分からないことを質問できる環境が必要です。
「こんなことを聞いたら怒られるかな」「先輩が忙しそうで聞けない」と感じると、分からないまま現場に立つことになります。
警備業では、分からないことを自己判断することで危険につながる場合があります。⚠
だからこそ、「分からないときは確認することが正しい」という雰囲気をつくることが重要です。
質問された先輩も、ただ「こうしろ」と伝えるのではなく、理由を一緒に説明すると理解しやすくなります。
「この位置だと車から見えやすい」「ここに立つと周囲を確認しやすい」と理由が分かれば、別の現場でも応用できるようになります。➡
警備の現場でも、先輩の姿を見て学ぶことはたくさんあります。
誘導灯の使い方、ドライバーへの合図、歩行者への声掛け、立ち位置、周囲を見るタイミングなど、実際の仕事を見ることで理解できることがあります。
しかし、ただ見ているだけでは「なぜそうしているのか」が分からないこともあります。
例えば、先輩が道路の少し手前に立って誘導していても、新人にはその理由が分からないかもしれません。
「早めにドライバーから見える位置に立つことで、安全に減速してもらえる」と説明すれば、動きの意味が理解できます。✅
行動だけでなく、考え方まで伝えることが、新人を育てる上では重要です。
新人が成長するためには、「できた」という経験が必要です。
最初は先輩と一緒に誘導を行い、慣れてきたら一人で簡単な場所を担当する。
さらに経験を積んだら、少し交通量の多い現場にも挑戦する。
このように、少しずつ仕事の幅を広げていくことが大切です。✅
いきなり難しい現場へ入れてしまえば、失敗が続いて自信を失うことがあります。
反対に、いつまでも簡単な補助作業だけでは、成長している実感が持てません。
その人の経験や理解度に合わせて、少しずつ任せる仕事を増やしていくことが重要です。
新人であれば、判断を間違えたり、声掛けのタイミングが遅れたりすることもあります。
もちろん、安全に関わるミスについては、しっかり伝える必要があります。
しかし、ただ怒るだけでは、「怒られないようにしよう」という気持ちが強くなってしまうことがあります。
大切なのは、「なぜその対応では危なかったのか」「次はどうすれば良いのか」を説明することです。✅
失敗を責めるだけで終わらせず、次の現場で生かせる経験に変える。
この積み重ねによって、新人は少しずつ判断力を身につけていきます。
☆ 先輩の姿勢は新人に伝わる
新人は、先輩の行動をよく見ています。
勤務開始前に装備品を確認しているか、歩行者に丁寧に声を掛けているか、休憩後にすぐ持ち場へ戻っているか。
こうした小さな行動も、新人にとっては見本になります。
「周囲をよく見ろ」と言いながら先輩自身が集中していなければ、説得力はありません。
逆に、経験のある警備員が当たり前のように安全確認を行っていれば、新人も自然とその行動を覚えていきます。
人を育てるには、言葉だけでなく、自分自身が見本になることも大切です。✨
警備の仕事は、屋外で長時間勤務することもあります。
夏の暑さや冬の寒さ、雨の日でも働く場面があります。☔ ❄
立ち仕事が続くこともあり、決して楽な仕事ばかりではありません。
そのため、新人が辞めると「仕事がきつかったから」と考えられることがあります。
しかし、実際にはそれだけではありません。
誰も教えてくれない、質問しにくい、頑張っても評価されない、現場で孤立してしまう。
こうした環境面が影響することもあります。
仕事自体が大変でも、「先輩が見てくれている」「少しずつできることが増えている」と感じられる職場では、前向きに続けやすくなります。☺
新人は、自分では成長に気づきにくいことがあります。
「最初より声がしっかり出るようになった」「周囲を見る余裕が出てきた」「報告が分かりやすくなった」と伝えるだけでも、大きな励みになります。
できていない部分だけを伝えるのではなく、できるようになったこともしっかり評価する。
その一言が、「もっと頑張ろう」という気持ちにつながります。✅
警備業では、経験を積むことで身につく判断力や対応力があります。
だからこそ、先輩が持っている経験を次の世代へ伝えることが大切です。
新人が伸びる職場は、ただ優しい職場というわけではありません。
危険なことは厳しく伝え、できていない部分はきちんと指導します。
その一方で、分からないことは教え、成長した部分は認め、少しずつ仕事を任せていく。
そうした環境が、人を育てていきます。
私たちも一人ひとりが安心して成長できる環境を大切にしながら、地域や現場の安全を支える警備員の育成に取り組んでいきます。✅✨