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JRSの安全通信~2~

皆さんこんにちは

株式会社JRSの更新担当の中西です。

 

さて今回は

~警備業務の全体像~

 

1. 施設警備(1号):建物の“心臓部”を守る 🏢❤️

  • 防災センター運用:受変電・空調・消防・エレベータ監視、非常時の初動対応。

  • 入退管理・受付:本人確認・貸出証管理・荷物チェック、共用部の巡回。

  • 異常通報対応:火災報知・設備故障・不審者・迷子・急病対応。

  • 夜間運用:人が少ない時間帯ほど、記録・報告・点検の正確さが品質差に。
    ポイント:チェックリスト運用、管制との無線連携、記録のトレーサビリティ📋📡

2. 機械警備(1号の一形態):遠隔監視×駆け付けのハイブリッド 🛰️🚓

  • センサー(侵入・火災・ガス・温湿度・振動)やカメラAIが常時監視。

  • アラーム評価駆け付け復旧。誤報率低減がカギ。

  • サイバー連動:入退と情報系のログ連携、ゼロトラスト的な考え方。
    価値:人の“常駐”を最適化し、広域多拠点のセキュリティを均質化。🧠

3. 交通誘導・雑踏(2号):人と車の“流れ”を設計 🚦👥

  • 建設現場:重機・ダンプと歩行者の分離、近隣苦情の未然防止。

  • イベント:流入ピーク・退場動線・緊急避難・迷子・事故時広報の計画。

  • データ活用:人流カウンタ、混雑ヒートマップ、動線シミュレーション。
    価値安全=中止回避快適=回遊・消費増、自治体・主催者の信頼獲得。🎪

4. 貴重品運搬(3号):“最短・確実・秘匿”が正義 💼

  • ルート多様化時刻ランダム化でリスク分散。

  • 二重認証・封印管理、車両・庫内の多層防御

  • インシデント後解析で手口学習・改善。
    ポイント:運行計画・通信遮断対策・警備計画の守秘。🤫

5. 身辺警護(4号):見せる抑止と“気づかれない抑止” 🕶️

  • リスク評価(脅威の種類・発生確率・影響)

  • 動線・車両・会場配置の事前設計

  • 露出のコントロール(時間差・裏導線・ダミー)

  • 医療・災害・交通代替の網羅
    チームの役割分担瞬時の意思統一。🗺️

6. 品質を決める“教育と記録” 📚📝

  • 法定の新任・現任教育に加え、現場OJT・検定(施設・雑踏・交通誘導・貴重品 等)。

  • KYT(危険予知訓練)ヒヤリハット収集事例学習

  • 電子日報・インシデントレポートで“再現できる品質”を作る。
    評価指標:インシデント率、誤報率、応答時間、是正完了率、顧客満足。📊

7. 一日の流れ(例:大型商業施設)🕒

点呼→装備点検→引継ぎ→巡回→受付・入退管理→開店対応→監視(カメラ・アラーム)→クレーム一次対応→昼ピーク動線管理→閉店対応→夜間体制→日報提出。**“平常時に異常を仕込まない”**細部が、非常時の生死を分けます。⚠️

8. 求められる人物像 🧭

観察力・傾聴力・説明力・記録力・ITリテラシー・冷静さ・チームワーク。派手さはなくとも、**「最後に頼られる」**人が最強の警備員です。💪✨