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皆さんこんにちは
株式会社JRSの更新担当の中西です。
~警備業の原点~
警備業の歴史をたどると、近代に突然生まれたビジネスというよりも、人が集まり暮らしを営むようになった瞬間から必要とされてきた“社会の機能”であることが見えてきます。🏘️
家や村を守る、火事を防ぐ、争いを抑える、商いの秩序を整える。これらはすべて、現代でいう「警備」の根っこにあたる役割です。警備という言葉が一般化する以前から、私たちは安全を守る仕組みを自然に生み出してきました。
人が集落を作り、田畑を耕し、倉に収穫物を蓄えるようになると、必ず生まれるのが「守るべきもの」の存在です。🌾
収穫物や家畜、生活道具など、生活の基盤が増えれば増えるほど、盗難や破壊、外敵の侵入への不安も増していきます。そこで生まれるのが、見張り役や門番、夜間の交代制の巡回といった“役割分担”です。👣
当時の警備は今のように職業化されていないことが多く、村の若者が交代で見張りをしたり、地域の有力者が秩序を保つ役を担ったりしました。つまり警備の源流は「暮らしの中の当然の工夫」だったのです。
都市が形成され、人が密集して住むようになると、防犯だけでなく「防災」の重要性が高まります。🏙️
とりわけ火災は、木造建築が中心だった時代の最大の脅威でした。ひとたび火が広がれば、町全体が焼け落ちることも珍しくありません。
そこで、夜回りや火の用心の巡回が定着していきます。🚶♂️
「異常がないか」「火種はないか」「怪しい動きはないか」を見て回る行為は、現代の巡回警備の原型です。👀
ここで重要なのは、警備が単なる“事件対応”ではなく、“予防”の思想を含んでいた点です。火事も盗難も、起きてからでは遅い。起きないように、日常から目を配る。これが警備業のDNAとして受け継がれていきます。
歴史を振り返ると、警備の需要は「人が集まる場所」で増えます。
市場では商いが盛んになり、物や金が動きます。祭りでは人が密集し、熱気や興奮でトラブルが起こりやすい。街道では旅人や商人の往来が増え、荷を狙う者も現れます。🚚
こうした場では、秩序を守る役割が必要です。行列を整える、喧嘩を止める、迷惑行為を抑える、危険を回避する。
まさに、現代のイベント警備や雑踏警備に通じる要素がここにあります。👮♂️
近代以前は、治安維持は領主や役所、武士など公的権力が担う面もありました。
しかし、社会が大きくなるほど、公的な治安維持だけではカバーできない「日常の安全管理」が増えていきます。
たとえば、特定の屋敷や倉庫の出入り管理、夜間の常駐、内部規律の維持など、細かな運用は現場に張り付く必要があります。🏢
この“すき間”を埋める形で、民間的な警備の役割が次第に強く求められていくのです。
警備は「何かあったら対応する仕事」と思われがちです。ですが歴史を見れば、警備の本質はむしろ「何も起きない状態を作る」ことにあります。✨
巡回、見張り、出入り管理、ルールの徹底。
それらの積み重ねが、事故や犯罪の芽を小さくし、安心を日常の中に“設計”していきます。
警備業が後に産業として成立していく土台には、この予防思想が確かに存在していました。